「聞く」技術

「聞き流す」ことのないように

人間は「話す」「聞く」をコミュニケーションの道具として用います。ここには趣向も入りますが、概して人は話しているときの方が気分が良いそうです。視点を変えれば「聞いてあげると相手の気分が良くなる」ということです。人の話を聞くことは奥が深く、単に耳を傾けているだけでは「右から左」に話が抜けている感を与えかねません。逆効果になる恐れもあります。
そこで、今回は「聞く技術」を簡単に紹介します。

【うなずく】
頭を上下に動かすという単純明快な動作だけでも話しては安心します。ただ、この動作も機械的に行うのではなく、うなずく深さ、タイミングなどが大切です。
【あいづち】
「うなずく」のと同様、話し手を安心させるための動作です。「へー」「そうなんですか」「ふむふむ」などありますが「それで?」は時と場合によっては気分を害する恐れもありますので要注意!
【復唱】
相手のセリフをそのまま復唱します。

「昨日の野球は逆転勝ちだったよ」
「えっ、逆転勝ちですか?」

復唱することで、こちらの聞く意思を伝えることもできますし、聞き手も話の理解の促進ができます。
【会話を広げる質問】
「閉じた質問・開いた質問」と言いますが、「はい・いいえ」など、択一で答えられるもの、答えを限定してしまうものが前者、そうでないものが後者です。前者の場合、俗に言う「話が終わってしまった」という状況になりやすいものです。後者の場合は会話に広がりが出てきます。ただし、「閉じた質問」がいけないわけではありません。プライベートのことなど、答えにくい質問をする場合には、むしろ「閉じた質問」がよいこともあります。

技術にとわわれすぎて会話の本質を見落とさないように注意しましょう。
技術はあくまでも「手段」であって「目的」ではありませんから。

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